「Stable Diffusionで人物画像を作ってみたけど、なんか目が変…」「片方の目がズレてたり、消えてたり…」
そんな経験ありませんか?
実はStable Diffusionでは、“目”の描写がめちゃくちゃ難しいパーツなんです。
でも安心してください。ちょっとしたコツを押さえるだけで、
誰でも簡単に魅力的な目を作れるようになります!
この記事では、Stable Diffusionで目をキレイに描くためのテクニックを
7つにまとめてわかりやすくご紹介します。
初心者さんでもすぐ試せるプロンプト例もたっぷりあるので、ぜひ実践してみてくださいね!
目次
- 1 Stable Diffusionで目をキレイに描くコツ1:プロンプトで“目”をしっかり指定しよう
- 2 Stable Diffusionで目をキレイに描くコツ2:ネガティブプロンプトで“目の崩れ”を防ごう
- 3 Stable Diffusionで目をキレイに描くコツ3:アングル&視線指定で印象が変わる!
- 4 Stable Diffusionで目をキレイに描くコツ4:アニメ風とリアル風、スタイルで目の描写が変わる!
- 5 Stable Diffusionで目をキレイに描くコツ5:LoRA&ControlNetでディテールを強化!
- 6 Stable Diffusionで目をキレイに描くコツ6:解像度&アップスケーリングでクッキリ仕上げ!
- 7 Stable Diffusionで目をキレイに描くコツ7:プロンプトギャラリーでプロの技を真似しよう!
- 8 まとめ:Stable Diffusionで“理想の目”を描こう!
Stable Diffusionで目をキレイに描くコツ1:プロンプトで“目”をしっかり指定しよう
まず最初にやるべきことは、プロンプトでAIに目をちゃんと描いてね!と伝えることです。
何も言わなければ、AIは勝手に解釈してしまうので、具体的に目を強調しましょう。
使えるプロンプト例
beautiful eyes, detailed eyes, sharp eyes, clear pupils
→ 美しい目、細かく描かれた目、くっきりした目、はっきりした瞳孔
anime style, big sparkling eyes, colorful iris
→ アニメスタイル、大きくてキラキラした目、カラフルな虹彩
ポイント
特にアニメ調のキャラを描きたいときは「big eyes」「sparkling eyes」などを入れておくと◎!
Stable Diffusionで目をキレイに描くコツ2:ネガティブプロンプトで“目の崩れ”を防ごう
「目がズレてる」「片目が消えてる」などはよくある失敗です。
これはネガティブプロンプト(描かないでほしいこと)を入れることでかなり防げます!
使えるネガティブプロンプト例
blurry eyes, deformed eyes, missing eye, asymmetrical eyes
→ ぼやけた目、ゆがんだ目、目が欠けている、左右非対称の目
bad anatomy, low quality
→ 体のバランスが崩れている、低品質な画像
ポイント
プロンプトで「こうしてほしい!」と言うだけでなく、「こうしないで!」と伝えるのも大事です。
Stable Diffusionで目をキレイに描くコツ3:アングル&視線指定で印象が変わる!
同じキャラクターでも、視線や顔の向きで印象がガラッと変わります。
目の見え方にこだわりたいときは、アングルや視線の指定も入れてみましょう!
視線の指定に使えるプロンプト
looking at viewer
→ カメラ(見る人)の方を見ている
looking away
→ 視線を外している
side glance
→ 横目でチラッと見ている
顔の角度の指定
close-up of face
→ 顔のアップ
3/4 view portrait
→ 斜め45度の構図
portrait from front angle
→ 正面からのポートレート
ポイント
「close-up」や「3/4 view」は目がしっかり見える構図なので、初心者にもおすすめです!
Stable Diffusionで目をキレイに描くコツ4:アニメ風とリアル風、スタイルで目の描写が変わる!
Stable Diffusionでは、スタイルの指定によって目の描写も大きく変わります。
描きたいのはアニメ風の大きな目なのか、それともリアルな瞳なのか
目的に応じてスタイルも決めておきましょう。
アニメ風のプロンプト例
anime style, big glossy eyes, cute face, colorful pupils
→ アニメスタイル、大きくてツヤのある目、かわいい顔、カラフルな瞳
リアル風のプロンプト例
realistic eyes, high detail face, photographic style, clear iris
→ リアルな目、細かく描かれた顔、写真のようなスタイル、クリアな虹彩
ポイント
スタイルが中途半端だと、目も中途半端になりがち。
明確に指定するのが成功の秘訣です!
Stable Diffusionで目をキレイに描くコツ5:LoRA&ControlNetでディテールを強化!
プロンプトだけじゃ物足りない…そんなときは、
LoRA(ローラ)やControlNet(コントロールネット)を活用して、
自分の思い描く理想の目を描いてもらいましょう!
LoRAの使い方(目に特化したモデル)
<lora:beautiful_eyes_v1:0.8>
→ 「beautiful_eyes_v1」というLoRAを強さ0.8で使用する
ControlNetで視線や構図を調整したいとき
- 線画やポーズ画像を元に、視線や顔の向きをコントロール可能
- 「正面を向かせたい」「横顔だけど目は見せたい」などの調整も簡単!
ポイント
LoRAとControlNetを組み合わせると、かなり自由度高く目元の表現ができるようになります!
Stable Diffusionで目をキレイに描くコツ6:解像度&アップスケーリングでクッキリ仕上げ!
目の描写が「ぼんやりしてる」「細かいところが潰れてる」ときは、解像度不足が原因かもしれません。
最初から少し大きめのサイズで生成するのがオススメです!
推奨解像度
768x768 ~ 1024x1024
→ ポートレートならこのサイズがベスト!
アップスケーラーの例
4x-UltraSharp
Latent Upscaler
ESRGAN
→ 生成画像を高解像度にして、目元のディテールまでクッキリ
ポイント
アップスケーリングを使うだけで「一気にプロっぽい仕上がり」になりますよ!
Stable Diffusionで目をキレイに描くコツ7:プロンプトギャラリーでプロの技を真似しよう!
自分でゼロからプロンプトを作るのが難しいときは、上手な人のプロンプトを真似るのが一番です!
おすすめのギャラリーサイト
Civitai
→ LoRAやプロンプト付き作例が豊富!「eyes」で検索!
Lexica.art
→ 画像とプロンプトが並んで見られる!
PromptHero
→ スタイル別に検索できて便利!
ポイント
「いいな!」と思った画像があれば、まずはそっくり真似してOK!
そこから自分流にアレンジしていきましょう!
まとめ:Stable Diffusionで“理想の目”を描こう!
いかがでしたか?
Stable Diffusionで「目」を美しく描くためには、ちょっとした工夫やコツが必要です。
でもその分、成功したときの感動もひとしお!
最後に7つのポイントをおさらい!
- プロンプトで目をしっかり指定しよう!
- ネガティブプロンプトで失敗を防ごう!
- 視線&アングルを工夫して印象アップ!
- スタイル(アニメ or リアル)を明確に!
- LoRA・ControlNetで精度アップ!
- 画像サイズ&アップスケーリングでシャープに!
- プロンプトギャラリーで技を盗もう!
どれも今日からすぐ試せることばかりなので、
まずは1つだけでも取り入れて、自分だけの“理想の目”を描いてみてください!