目次
はじめに
Stable Diffusionを使って画像を生成していると、
「あの時使ったプロンプト、どこに保存したっけ?」と
困った経験はありませんか?
お気に入りの絵柄やキャラクターを
再現しようとしても、毎回ゼロから
プロンプトを書き直すのは大変ですよね。
実は、Stable Diffusionには
プロンプトを効率的に保存・管理できる機能や拡張ツールが
たくさんあるんです。
この記事では、
Stable Diffusionプロンプト保存をテーマに、
初心者の方でもすぐに使える保存方法や
おすすめの拡張機能、整理のコツまで、
わかりやすく紹介していきます!
Stable Diffusionプロンプト保存1:Styles機能の基本活用法
Styles機能って何?
Stable Diffusion(AUTOMATIC1111版 Web UI)には、
「Styles」という便利な機能があります。
これは一言で言えば、
よく使うプロンプトのテンプレートを保存して、
ワンクリックで呼び出せる機能なんです。
たとえば、
こんな定番プロンプトありますよね
masterpiece, best quality, 1girl, detailed face, soft lighting
これを毎回手入力するのは面倒…
そんなときに便利なのがStylesです。
Stylesへの保存方法
Stylesにプロンプトを保存する方法はとても簡単!
- Stable DiffusionのWeb UIを開く
- 上部メニューの「Styles」をクリック
- 「Create new style」または「新規作成」ボタンを押す
- スタイル名を入力(例:「高品質_1人の少女」など)
- 保存したいプロンプト&ネガティブプロンプトを入力
- 「Save」をクリックして完了!
これで、生成画面でスタイルを選ぶだけで、
自動でプロンプトが挿入されます。
Stylesの呼び出し方と使い方
画像生成画面(txt2imgやimg2img)で、
Styles欄から保存済みスタイルを選ぶだけ!
しかも複数のスタイルを組み合わせて
使うことも可能なんです。
たとえば「構図用スタイル」+「画質用スタイル」など、
用途ごとに分けておくとかなり便利です。
編集や削除もOK!
Styles一覧画面では、
作成済みのスタイルを
いつでも編集・削除できます。
使い勝手に合わせて
どんどんアップデートしていきましょう!
Stable Diffusionプロンプト保存2:便利な拡張機能でさらに効率化!
Stylesも便利ですが、
拡張機能を使えばもっと柔軟で
高度なプロンプト管理ができちゃいます。
Config Presets:設定ごと一括保存
「Config Presets」は、
プロンプトだけでなくSamplerやSteps、
CFG Scaleなどの設定も
一緒に保存できる神ツールです。
- キャラ用、背景用など、用途別の生成設定をまるごと保存
- クリック一つで一括反映。めちゃくちゃ時短!
設定ミスが起きにくくなるので、
初心者にもオススメです。
Prompt All in One:整理&翻訳も可能!
「Prompt All in One」は、
プロンプトを視覚的に
整理&翻訳できる拡張機能です。
- プロンプト構成をGUIで管理できてわかりやすい
- 英語プロンプトを日本語に訳して理解するのにも使える
海外の高品質プロンプトを活用したい人には、
かなり重宝します!
easy-prompt-selector:プロンプトをボタン化!
「easy-prompt-selector」は、
よく使うプロンプトを
ボタン化して一覧表示できる機能。
- 「髪型」「背景」「照明」などのパーツごとに管理可能
- カスタムボードを作って、自由に組み合わせできる
ボタンをクリックするだけで
プロンプトが追加されるので、
直感的に扱えます!
Stable Diffusionプロンプト保存3:画像からプロンプトを復元する方法
「あの画像、どんなプロンプトで作ったんだっけ?」
そんなときに役立つのが、
画像からプロンプトを読み取る機能です!
PNG Infoで簡単に確認!
Stable Diffusionで出力されたPNG画像には、
プロンプトや生成設定のメタデータが
自動で埋め込まれているんです!
手順は以下のとおり
- Web UIの「PNG Info」タブを開く
- 対象の画像をドラッグ&ドロップ
- メタデータとしてプロンプト・Sampler・Stepsなどが表示される!
過去の画像を再利用したいときにもピッタリ。
Image Browserで一括管理!
「Image Browser」という拡張機能を入れると、
生成画像をサムネイル付きで
一覧表示&プロンプト確認ができます。
- サムネイルでビジュアル的に把握できる
- 画像ごとにプロンプトや設定もチェックできる
大量の画像を生成している人には
必須級のツールです!
Stable Diffusionプロンプト保存4:保存・整理のベストプラクティス
プロンプト保存って、続けていくと
どんどん増えて管理が大変になってきますよね。
そこで、プロンプトを
効率よく保存・分類するための
コツをご紹介します!
保存形式はテキストで!
プロンプトはメモ帳やMarkdown、JSON形式で
保存するのがベスト。
画像付きで保存するなら
NotionやObsidianなども便利です。
- スクリーンショットよりテキストの方が再利用しやすい
- コピペや編集も簡単
フォルダや命名ルールで分類
プロンプトはカテゴリ別にフォルダを分けたり、
命名規則を統一しておくと
見つけやすくなります。
例
char_可愛い女の子.md
bg_夜景_幻想的.json
また、よく使うキーワードごとに
タグを付けておくのも◎!
バックアップと共有も忘れずに!
- GitHubやGoogle Driveで定期的にバックアップ
- 生成系SNS(例:Civitai、Discord)でプロンプトをシェア
他のユーザーのフィードバックを
もらえるチャンスにもなります!
おわりに:Stable Diffusionプロンプト保存で創作効率アップ!
今回は、Stable Diffusionプロンプト保存について、
基本のStyles機能から応用的な拡張機能、
さらには整理・復元のベストプラクティスまで
幅広くご紹介しました。
プロンプトをしっかり保存・管理することで…
- 毎回の入力の手間が省ける
- 成功プロンプトを再利用できる
- 表現の幅がどんどん広がる
という大きなメリットがあります!
自分だけのプロンプトライブラリを
作っておけば、創作活動がもっと楽しく、
もっと効率的になりますよ。
まとめチェックリスト
- Styles機能でよく使うプロンプトをテンプレ化
- 拡張機能で細かい設定まで保存・翻訳
- PNG InfoやImage Browserで過去画像の復元もOK
- テキスト形式で整理&命名ルールを活用
- バックアップと共有も忘れずに!
これからStable Diffusionを
もっと使いこなしたい方は、
ぜひ今回の内容を参考に、
自分なりのプロンプト管理ルールを
作ってみてくださいね!