「こんな画像を作ってほしいのに、なんか違う…」
Stable Diffusionを使っていて、そんな風に感じたことはありませんか?
実は、それって“プロンプトの書き方”がカギなんです。
AIにちゃんと伝わる言葉で指示を出さないと、
イメージ通りの絵はなかなか出てきません。
でも安心してください。この記事では、
初心者さんでも今日からすぐ実践できるプロンプト作成のコツをわかりやすく紹介します。
目次
- 1 Stable Diffusion プロンプトコツ9選
- 1.1 Stable Diffusion プロンプトコツ1:そもそもプロンプトってなに?
- 1.2 Stable Diffusion プロンプトコツ2:英語で書くと精度がアップ!
- 1.3 Stable Diffusion プロンプトコツ3:大事なことは前に書く!
- 1.4 Stable Diffusion プロンプトコツ4:強調や除外で思い通りの絵に近づける
- 1.5 Stable Diffusion プロンプトコツ5:構図やスタイルも明確にしよう
- 1.6 Stable Diffusion プロンプトコツ6:モデルとツールをうまく使おう
- 1.7 Stable Diffusion プロンプトコツ7:よくあるミスはここを直そう
- 1.8 Stable Diffusion プロンプトコツ8:うまくなるには「マネ」と「試行錯誤」
- 1.9 Stable Diffusion プロンプトコツ9:すぐに使えるプロンプト例
- 2 まとめ:プロンプトで画像生成の世界が変わる!
Stable Diffusion プロンプトコツ9選
Stable Diffusion プロンプトコツ1:そもそもプロンプトってなに?
プロンプトとは、AIに「こんな画像を作ってね!」と伝える“命令文”のことです。
文章というより、キーワードを並べた“呪文”のような感じですね。
例えば「青空の下に咲く桜並木、春らしい雰囲気」みたいな内容を、
AIが理解しやすいように書くのがポイントです。
ふんわりした指示だと、AIも「え、どんな感じ?」と迷っちゃうので、
なるべく具体的に伝えることが大切です。
Stable Diffusion プロンプトコツ2:英語で書くと精度がアップ!
Stable Diffusionは、英語で学習されているモデルが多いため、
プロンプトも英語で書いた方がうまく伝わります。
日本語で書いても動くけれど、
「ちゃんと伝わってるかな?」と不安になることも多いんですよね。
それに加えて、キーワードを並べるときは「カンマ+スペース」で区切るのが基本。
たとえば...
beautiful forest, sunlight through trees, high detail, realistic style
こうやって整えて書くと、AIがそれぞれの要素をちゃんと理解してくれるので、
精度の高い画像が出やすくなります!
Stable Diffusion プロンプトコツ3:大事なことは前に書く!
AIはプロンプトを「トークン」という単位で読み取っていて、
およそ75トークンごとに区切って処理しています。
このとき、最初のグループにある情報ほど優先して反映されるんです。
だから、大事なキーワードはなるべく前半に持ってくるのがコツ!
構成の順番は、下の図解の通りです。
Stable Diffusion プロンプトコツ4:強調や除外で思い通りの絵に近づける
AIに「これをもっと強く表現して!」って伝えるには、
括弧+数字を使って強調する方法があります。
たとえば...
(masterpiece:1.5), (dramatic lighting:1.3)
これで「傑作っぽくして」「印象的な照明で」としっかり伝えられるんです。
数字が大きいほど、その要素が強く反映されますよ。
また、「BREAK」を入れると、そこから先が新しいグループとして扱われるので、
特に目立たせたい部分の先頭に使うのがおすすめです。
そしてもう一つ大事なのがネガティブプロンプト。
これは「こんな要素は出さないでね」と伝える方法で、
たとえば...
Negative prompt: blurry, extra limbs, bad anatomy
こう書くと、ブレた画像や余計な手足などを抑えてくれます。
失敗対策にもってこいです!
Stable Diffusion プロンプトコツ5:構図やスタイルも明確にしよう
いい感じの画像に仕上げるには、
構図やカメラの視点、ライティングの雰囲気をしっかり指定するのがポイントです。
こうした表現を足すだけで、グッとイメージ通りの画像になりやすくなります!
Stable Diffusion プロンプトコツ6:モデルとツールをうまく使おう
使っているモデルによって、得意なジャンルやスタイルが変わってきます。
CivitaiやHuggingFaceといったサイトでは、
モデルごとのおすすめプロンプト例がたくさん公開されているので、
ぜひ参考にしてみてください。
それに加えて、LoRAという拡張モデルを使えば、
絵柄やポーズ、衣装などをピンポイントで調整できます。
たとえば...
<lora:portrait_style:0.7>
と入力すれば、「ポートレート風」のスタイルが強調されるようになります。
さらに、Better Prompt UIなどのツールを使えば、
プロンプトの構造が視覚化されて、編集や保存がしやすくなります。
管理も楽ちんになりますよ!
Stable Diffusion プロンプトコツ7:よくあるミスはここを直そう
生成された画像がイマイチだった時、
「プロンプトどこかミスったかな?」と感じることもあると思います。
そんなときは、以下をチェックしてみてください。
ちょっとした工夫で、びっくりするくらい変わることもあります!
Stable Diffusion プロンプトコツ8:うまくなるには「マネ」と「試行錯誤」
プロンプト上達の近道は、他の人のプロンプトを見て真似すること。
Promptheroなどのサイトで、いろんな作品を見て「これいいな!」と思ったら、
どんな構文で書かれているかチェックしてみましょう。
また、ChatGPTなどのツールに「こういう絵が欲しい」と伝えると、
英語プロンプトを自動で作ってくれるので、
そこに自分のこだわりを加えるだけで、すごく効率的に作れます。
気に入ったプロンプトはテンプレート化して保存しておくと、あとで使い回せて便利ですよ!
Stable Diffusion プロンプトコツ9:すぐに使えるプロンプト例
最後に、すぐに試せるプロンプト例を紹介します!
これをベースに、好きな要素を足してカスタマイズしてみてください。
リアルな風景
(sunset over lake:1.3), ultra realistic, soft lighting, wide angle
美少女アニメ風
(anime girl:1.4), pink hair, school uniform, masterpiece, backlighting
ファンタジー戦闘シーン
(epic dragon battle:1.5), mountains, fire effects, cinematic lighting
かわいい動物
(cute fox:1.2), big eyes, cartoon style, colorful forest background
まとめ:プロンプトで画像生成の世界が変わる!
Stable Diffusionで「思い通りの画像を作りたい!」と思ったら、
やっぱり大事なのはプロンプトです。
英語で、順序を考えて、構文をちょっと工夫するだけで、
見違えるような画像が出てくることもあります。
慣れないうちは難しく感じるかもしれませんが、
少しずつ試して、改善して、いいプロンプトができた時の感動はひとしおです。
ぜひこの記事を参考にして、あなたのイメージをカタチにしてみてください!
そして、素敵な画像ができたら、SNSやコミュニティでシェアして楽しんでいきましょう!